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zoom RSS 御嶽山(木曽)

<<   作成日時 : 2014/09/19 15:19   >>

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 9月に入ってもまだ急激に変化したりはするもの、少しは天気も安定してきました。こうなると、どこか登りたい!という気になります。
 いろいろ考えるうちに、昨年夏、乗鞍から見ていつかは登ろうと思っていた御嶽山に決定!、単独で行く気まま旅の楽しさをまた実行しよう。
   昨年の乗鞍岳記事はこちら ⇒ http://yamayama.at.webry.info/201310/article_2.html
移動距離も長いので、そうなると高速代節約の三連休が最適、天気予報も取りあえず悪くない。
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           (今回の王滝コース、クリックで拡大)
 9月14日(日)7:00に自宅出発、10:25塩尻IC到着、R19を南下します。天気もいいし、快適に走って奈良井宿見学、木曽福島で遊んだりしてから、R361を開田高原に。
 隣県である長野県ですが、ここまで来るとかなり遠いのでなかなか来るチャンスがありません。木曽路はかって名古屋勤務時代には、何回か通った懐かしい道であり、開田高原からの見事な御嶽山の風景も覚えています。
 そうした懐かしい思い出を辿りながら、”木曽馬の里”などで遊んでから御嶽山の登山口である王滝村へと向かいました。
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             (のんびり草を食む木曽馬)
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             (コスモス畑の向こうに御嶽山)
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             (九蔵峠からの御嶽山)
 王滝村といえば、大地震で大きな被害の出たところ、通りかかると、大きな慰霊碑前で多くの人が集まって慰霊祭が行われています。なんと!その大地震は昭和59年の今日だったのです。
 地震国・日本、今は地震活動期の100年といわれます。どうか大きな地震に遭わないようにと、祈るばかりです。
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            (昭和59年9月14日大地震の慰霊碑)
 王滝村から、登山口まで長いつづら折りを登っていくと、信仰の山らしく神社や石碑が次々と現れます。
時間も夕刻ともなれば、降りてくる車がひっきりなし、登山口の田の原自然公園は200台駐車できるとか、溢れた車が車道にまで長く駐車しています。

 16:30うまく好位置を見つけて駐車、今晩はここで車中泊です。
目の前には、御嶽山がしっかり望めます。かなりの急登、一本道が山頂につき上げているのがよく判ります。
時間が早いので、田の原自然園の木道歩きを楽しみ、遙拝所まで散歩。御嶽山をバックに、大きくて威厳ある像が建っています。
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         (駐車場からの望む御嶽山・王滝コース)
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           (御嶽神社遙拝所)
 薄暗くなってくると下る車も大方出払い、残っているうち無人は山頂泊の人でしょうか?、そして人がいるのは自分と同じ車中泊組らしい。
 この登山口は非常によくできていて、綺麗な水洗トイレ、土産物屋、食堂もある。更に携帯もしっかりつながるしカーナビのワンセグも電波状態がいいのです。
 TVを見ながら缶ビール、食事を終って早めに寝ましたが、夜中も次々と入ってくる車には閉口です。中には、到着即登り出す人もいるみたい、どうやら山頂でご来光組なのでしょう。

 翌15日(祝)5:30、起きてみればもう駐車場は満杯!、そして真正面の御嶽山も、少し雲はあるものの明るく見えます。
 お湯を沸かし、朝食を摂り、ゆっくり支度して6:30出発。
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           (朝の御嶽山山頂付近、登山日和)
 起床時の気温は7℃と寒かったものの、曇り空ながら気温も上がってきて歩くにはちょうど良い暖かさです。
遙拝所を過ぎしばらく続く階段を登り切れば、大小の岩や石の登山道となります。しばらく登るうちに、登山口の田の原自然園が箱庭のように、対面の南アルプス方面も墨絵のように浮かび上がってきました。
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           (登り一辺倒の登山道)
 登山道は登り一辺倒!、およそ平行道というものがありません。徐々に、昨夜の寝不足のせいか身体を重く感じるようになってきます。しかし、前にも後ろにも多くの登山客、自分のペースが作れないことも原因らしい。
 こうなると、急いでも仕方が無い。ゆっくりと前の人に続き、あまり遅い人は追い越しさせてもらって登りつづけました。

 8合目、9合目と過ぎて、9:05「御嶽神社頂上奥社本宮」と銘された立派な神社が建ち、山小屋も数軒建つ「王滝頂上」到着!
 ここから更に、最高峰の剣ヶ峰目指して登らなければなりません。空気が薄くなってきたのか、段々と息も上がってきてペースも乱れがち。周囲をみると、やはり皆さん辛そうに見えます。
 早朝登山の人や昨夜山頂泊の人も、ドンドン下ってきます。互いに、挨拶を交わして道を譲りあいしながら交差します。白装束の方も一団と多くなりました。
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             (王滝頂上の奥社本宮)
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            (山頂下の神社モニュメント)
 9:40御嶽山山頂(剣ヶ峰)3067mに到着。あまり広くない山頂に、御嶽神社が建ち、一段低い所に数軒の山小屋が建っています。
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            (剣ヶ峰への最後の階段、キツかった!)
 山頂からの眺めは、甲斐駒、仙丈ヶ岳、木曽駒ヶ岳やそれに連なる山々、その稜線の向こうに八合目から上ぐらいを見せている富士山がよく望めます。真下には、登ってきた田の原自然園も見えています。
 王滝の反対側は風景を一変させます。大きな噴火口とそれを巻く登山道、荒々しい風景が広がり、一部、噴煙の上がる所も。
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            (御嶽より709m高い富士山)
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            (登山口・田の原自然園のどアップ)
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            (山頂裏側、荒涼たる噴火口跡)
 山頂標識の後ろ側には、昨年登った乗鞍岳がやや雲を帯びて見えています。今回、この山に登るキッカケとなった乗鞍岳に感謝しなければなりません。
 山頂でインスタントコーヒーとパンを食べ、何枚かの写真を撮ってから下山にかかります。
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          (なんだか懐かしい!、乗鞍岳の雄姿)
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            (登頂証明書?・剣ヶ峰にて)
 登る時以上に人は多く混雑しており、中でも若者の姿や家族連れが目立っています。あまり山慣れしていない人も多くみられ、皆さん辛そう。

 8合目ぐらいかな?、前を横切る黒い幼鳥!、思わず「ライチョウの子だ!」と叫んだら、すぐ後の中年女性の方から、「色も黒いし、それはヤマガラスじゃないでしょうか」と言われる。もちろん自分も確証があって言ったわけでもなく、もとより鳥も花もよく判らない自分なので、「ああ、そうですか。なるほど黒いですもんね」などと応える。
 この鳥の事をきっかけに、この方と花のことや山のことなど話しながら下山しました。

 聞けば、東京の方で単独行、ゴンドラで登って昨夜は五の池小屋泊まりだったとか。今日は王滝に下って帰京される由、バス時間までには余裕が多すぎるようです。
 「それなら、塩尻駅までお乗せしましょう」という事で、いろいろと車中の会話を楽しみながら長い王滝〜木曽〜塩尻と走ってきました。

 歳は自分の4ツ下でいつも単独、「自分は展望登山です」と仰る。驚くほどに各地の山にお出かけで、飯豊連峰もえぶり差岳から入って全縦走、新潟の主だった山も随分ご存じでした。
 これからは「新潟の山にもっと目を向けて行きたい」と言われ、「またどこかでご一緒できたらよろしくお願いします」と話して別れました。

 当初、御嶽山にはあまり興味が無かったのですが、乗鞍岳から見た事が縁となっての今回の御嶽山でした。そしてまた、見知らぬ方との出会いもあった御嶽山、次はどんな縁がどんな山に案内してくれるのか?
 二日間で825kmは流石に疲れたけれど、八月の異常気象で予定の山には登れなかったものの、こうしてまた一つ思い出の山に登る事が出来た九月にも感謝?しなければなりません。  (おわり)

 

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
乗鞍岳から見た事が縁となっての今回の御嶽山。次はどんな縁がどんな山に案内してくれるのでしょうか?
興味シンシン、楽しみにしておりま〜す♪
FUKU
2014/09/20 12:48
FUKU様
遠方まで一人で出かけて、気ままに歩いて一日。もう一日は、目的の山へ登る贅沢。
なんにも拘束されない、こんな我がままも元気であればこそ、健康に感謝です。
来年はどうするか?、2泊で考えてみようかな?(^。^)
山いろいろ
2014/09/20 13:46
大滝口は普寛行者が開闢された登拝路ですね。普寛行者は八海山の中興の祖泰賢行者の兄弟子に当たる人と聞きました。ここで知ったのも何かの縁。小生も登拝させてもらいたくなりました。
しゃくなげいろ
2014/09/21 19:26
お天気で良かったでしたね。
御嶽山は私もなかなか天候に恵まれなかったので、三度目の正直を期待して一人で何年前でしょうか?忘れてしまいましたが・・・
同じ日にそれぞれ違う山から富士山を眺めていましたね!
私は平地では信心深い方ではないのですが、山頂に仏とか祠がある山は好きなのです。
違う山、違う山と行くのも、勿論有りですが、毎年、同じ山に何度でも(歩ける内)行きたいとも思うようになりました。
noritan
2014/09/22 06:41
しゃくなげいろ様
 王滝村に八海山の地名、神社が見られました。なんで・・こんな山中に海の名が?と思いましたが、魚沼の八海山とはそういった関係だったのですね。
勉強になりました。
山いろいろ
2014/09/22 09:28
noritan様
 御嶽山は、まさに信仰登山のメッカみたいな感じでした。山域もそうですが、山麓でも神社や石碑の類がたくさん、いささか神妙になりましたね。
 槍と御嶽、同時に富士を見ていたことになりますが、もしも富士山が無かったら・・日本にみんなが心を寄せる富士山があって良かった。
山いろいろ
2014/09/22 09:33
山いろいろ様
かっこいいですね。
えこ〜
2015/11/09 13:43

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